<1/100・HG DESTINY GUNDAM>
2005年度夏休み一杯を使って作成しました、SEED Dの主役機「DESTINY」です。
本編でもただ今大活躍中のこの機体を今回初めての1/100作品に選びました。
製作コンセプトとしては劇中のスピードを生かしたイメージをそのままに、各部延長によりスマートな印象に。
そしてデカールや塗装色によって強靭なイメージを再現してみました。
またこのキットは改修点なしでも充分なほどの良キットで驚きました。
今回の製作を経て、僕の一番好きなガンダムとなったかもしれません。
では、2005/09月現在の持てる力を全て出し切った渾身の一作をどうぞ。
●頭部
・ブレードアンテナのシャープ化。
・メインカメラ、ツインカメラをH-アイズで製作。
・バルカンのメタル化。
●胸部
・首を改修し、頭部の可動範囲確保。
・フィンのうすうす化。
●腕部
・肩と上腕繋ぎ目の後ハメ加工。
・ビームブーメランのディティールアップ。
・上腕部で1.5mm延長。
・関節部のディティールアップ。
・側腕部パーツの延長。
・掌の発射口のメタル化。
●下半身
・太ももで4mm延長。
・バーニアの後ハメ加工。
・関節のディティールアップ。
・足裏のディティールアップ。
●バックパック
・羽全体のシャープ化。
・アロンダイト刃部の後ハメ加工。
今回このページを作るにあたって
WonderExcellenceさんのページを参考にさせてもらいました。
初めて製作記を作るということで、自作するより素晴らしいページをお手本にしたほうがいいと思いまして。
僕がいろいろな方のサイトを見て回った中で、一番素晴らしいと思ったkeita様のサイトを選びました。
keita様。もし止めて欲しいと言う事であればお申し付け下さい(汗
皆さんkeita様のサイトへも是非行ってみてください。(宣伝
〔上半身〕
まずは上半身のショット。
キットは最初から肩の作りが良いので可動範囲の改修はしていません。
・メインカメラ、ツインアイはH-アイズ<グリーン>を使用。
メインカメラはサイズに合うように削って付けています。裏にシルバーを塗ることによって光っているような表現を出すことができます。
・ブレードアンテナは裏の肉抜きをエポパテで埋めて、シャープに整形。
・ダクトのフィンをうすうす化加工してあります。これは基本的ながらとても印象の変わる重要作業です。
・目の下のピエロディテールは細かすぎるのでマーカーで塗装。
・腕関節、ビームブーメランは薄プラ板を張ってディテールアップ。
・パルマフィオキーナ発射口をシルバーで塗り分け。
・腕アーマーをエポパテで延長加工。腕全体に迫力を持たせました。
〔下半身〕
脚部のレビューです。全体の合わせ目消しがキツかったです・・・。
・←の画像でちょうどデカールを張っている太もものところで4mm延長。キットのままだと脚が短いので是非やっておきたい改修です。
・関節を薄プラ板でディテールアップ。
・後脚のバーニアとカバーを塗装のために後ハメ加工。
←キット全体を下から見た画像です。
このアングルは僕がキット撮影する中で一番好きなアングルです。
しかしこのアングルで上手く見せるにはやはり足裏ディティールの良好なデキが条件でしょう。
ここの塗り分けは厳しいです・・・。マスキングを駆使してやりとげました。
〔バックパック、武器類〕
バックパックのレビューです。
他方の作例ではよく延長がなされていますが、これは特にしなくても塗装やシャープ化だけでも十分な完成度は期待できると思い
ます。
・羽はパテ盛り後削りだして多少薄く修正。
・強度の低下が怖いので後ハメ加工はしていません。
↑アロンダイト
まず先端の刃の部分を後ハメ加工しシルバーで塗装、コート後に接着しています。
持ち手部分はマスキングにて塗り分け、
全体のブルーは設定より濃くし、全体の塗装色の濃度に合わせています。
このパーツは特に墨入れが重要だと思います。メリハリが出て良くなります。
↑高エネルギー長射程ビーム砲
ここの改修点は合わせ目消し、面出しのみです。塗り分けも問題ありません。
ただ、ヒケが多いので500のサフを吹いた後に面出ししました。
ここもアロンダイトと同じく塗装色を濃くし、墨入れでメリハリを出しました。
←ビームシールドのおかげで付けてる意味がないシールドです。
表はシャープ化で六角面をはっきりさせ、黒パーツはヒケが多かったので上記に同じく500のサフ後に削り出しています。
そして塗装後に墨入れしてコートしています。他に同じく、黄色のみ半光沢仕上げです。
一度は製作断念したライフルですが、コンテスト参加にあたって追加製作しました。
技術が向上したのでメタルパイプや細かな塗り分け等で、「つまらない」を解消しました。
メイキング、フォトギャラリーにも画像を追加したので見てください。
塗装にはガイアカラーを実験塗装してみましたが、なかなかの隠ぺい力で綺麗な白になりました。ではレシピ。
グレー
Gファントムグレー+ガイアカラーピュアホワイト少量
ホワイト
ガイアカラーピュアホワイト+Gファントムグレー極少量
シルバー
下地にファントムグレー→M159スーパーシルバー(エアブラシ用)+ホワイトパール
〔改修について〕
今回始めて本格的な全身改修作品を制作しましたが、時間と手間さえかければ誰でも良い作品ができるだろうと、作ってて思いました。失敗を恐れずチャレンジしてみてください。
ただ、良好な改修作品を作るとなるとやはり道具を使うのでカナリお金がかかります。このデステにはもう一万は使ったかもしれません…。
しかし、高価でも買って必ず得をするものもあります。例えば今回はウェーブの
ヤスリほう台を本当に活用しました。
素手ではなかなか表現できない平削りは面出しにもシャープ化にも絶大な威力を発揮します。約700円と少し高いですが買って得する一品です。
その他、改修や道具については
―EXPERIENCE―を参考にしていただければ光栄です。
〔塗装について〕
使用したアエブラシは
プロスプレーMk-4です。というかこれしか持っていません。
みてのとおりエア缶だし格安商品ですが、上手く使えば高性能エアブラシと差の無いほどの塗装も可能です。僕はこれでがんばっています。(笑
では塗装レシピです。
ホワイト
Gホワイト9+Gファントムグレー
ブルー
Gブルー11+Gファントムグレー+Gレッド1
イエロー
M4イエロー+Gイエロー5
本体レッド
Gレッド1+Gファントムグレー
ブラック
M33つや消しブラック+Gグレー23
関節等濃グレー
Gファントムグレー+Gホワイト9
掌等薄グレー
Gグレー23+Gホワイト9
翼部レッド
Gレッド1+Gグレー23
アロンダイト等ライトブルー
Gブルー11+Gホワイト9+Gファントムグレー
ビーム砲グリーン
M66デイトナグリーン+Gブルー11+Gファントムグレー
シルバー
M159スーパーシルバー(エアブラシ用)
バーニア部
黒鉄色
ビームサーベルクリアーパーツ
M47クリアーレッド+Gホワイト9
スタンド
Mr,カラースプレー62つや消し
(G=ガンダムカラー、M=Mr,カラー)
下地は1200番サーフェイサー、墨入れはエナメルカラーXF-63シャーマングレーです。
トップコートはイエローは半光沢、シルバーと黒鉄色は光沢、それ以外はつや消しです。
〔デカールについて〕
僕はデカールが大好きです。これを張るだけで完成度はカナリアップします。
僕は水転写デカールを多用しますが、中でもどんな機体にでも合う重宝品はガンダムW Vre,Ka用です。前回のドムTにも使用しました。
今回はこれに加え、SEEDモビルスーツ用@を使用しています。
―あとがき―
ついに公開することができました♪(拍手w
本当に今回は製作から撮影、公開までなにからなにまで大変でした。
でも今僕の机の上にたたずむデスティニーは自分の作品ではないみたいにスゲェ・・・。
このためにがんばったって感じです(泣
ガンコンにも参加できたし満足です!!!次の作品にも期待してて下さい!!!!
下に画像館置きましたw見てくださいwwでは次の作品でお目にかかりましょう♪♪
〔デスティニーの戦績〕
ガンプラコンテストに参加。
GARAGE T4へ投稿。
新・モデラーの集いへ投稿。
下の画像をクリックするとそれぞれ製作中レビューと画像展に入れます。